パニック障害相談所

パニック障害患者の皆さん、ようこそp(^-^)q

1.あなたはパニック障害ですか?

次の項目の多くに該当すれば、あなたはパニック障害です。

:ある日突然、不安感と同時に鼓動が早くなって、不安感が収まらなくなった。異常な不安感
で、このままでは死んでしまうのではないかとさえ思った。または、発狂してしまうのではないか
と思った。

:その後、何度も繰り返して恐ろしい不安感と動悸などが波状的に襲われた。          

:死ぬほどの不安感と、過換気、心拍数増加がなくて、ただ不安なのなら、あなたはパニック障
害ではありません。不安神経症等、適応障害等の別の病気です。

:1、2ヶ月症状が続いたが、半年以上経過して自然に良くなった場合は、不完全完治の可能性
があります。その辺はご自分で判断して下さい。私はいい医者がいるなら、完全完治するまで
の治療をお勧めします。



2.パニック障害で死ぬことはない!

パニック障害患者は、「強い不安感が波状的に襲ってきて、このままでは死んでしまう、発狂し
てしまう」と思いがちですが、この不安発作を10回程経験して私が感じたのは、感情は不安で
一杯、不安感で動悸や手の震えがあっても、「理性だけはしっかりしている」という事実です。そ
して、何度不安発作が来ても、死ぬことはありませんでした。だから、「パニック障害で死ぬこと
はない」という明白な事実を知ることが大事です。これは経験した人しか解りません。周りの家
族も恋人にも理解不能な出来事なのです。



3.パニック障害は必ず治る。

「本当ですか?」と疑いたくなる患者さんも多いでしょうが、そもそも「パニック障害(panic
disorder)」という病名が確立されたのは、不安感を訴える患者の中で、抗欝薬を投与すると、
症状に改善が見られるグループの存在が1990年頃明らかになり、その一群の患者を「パニッ
ク障害(panic disorder)患者」と命名したのです。ですから、パニック障害は、抗欝薬で良くなる
のです。事実、私も抗欝薬を増やしていったところ、あるとき「先生、私はもう病気は治ったよう
です」と言えたのです。それは抗欝薬投与から3ヶ月位たってからのことでした。本来なら、これ
でいいのかも知れませんが、私の場合、良くなった後、いやな症状が残ったりすることを知って
いたので、それ以後、減薬の過程に入りました。数ヶ月かけて極わずかに薬の量を減らす、気
の長い作業です。この時点で自然治癒してしまう人も多いのですが、私は不快な残遺症状をな
くすために気長路線を取っています。



4.パニック障害、その対策と克服。

:まずはいい医者を探すことです。そして適切な治療を受けることです。あなたが自分でパニッ
ク障害だと確信しているなら、正確にあなたの症状を「パニック障害」と言え、「抗欝薬」をメイン
に処方してくれる医者を探すことです。高齢の医師は、大学で「パニック障害」という病気の存
在自体を勉強していないことが多いので、高齢の医者は避けた方がいいです。
:この病気は、死に至る病ではないこと、治療法も確定しつつあることを知ることです     。
:<必殺技> 入院患者のいる大病院を探して置くことです。救急車を呼ぶのも一つの策です
が、理性と意識ははっきりしているのですから、夜なら大病院の精神科に電話を掛けて、自分
がパニック障害患者であることを告げて、看護師や婦長さんと会話をします。先方には迷惑で
すが、効果てき面です。暫く話をしただけで、症状が改善することが多いのです。これは相手
が主治医のいる病院ならいいのですが、そうでない場合は禁じ手なので、出来れば、まずは家
族や友人と話をする、積極的に病気の話をすることが効果的です。
:<知ってるだけで結構。最後の手段> 抗不安薬を静脈注射します。これは1分で不安感が
なくなるそうです。ただし、これも対処療法で根本治療は飽くまで抗欝薬です。
:携帯電話を必ず持ち歩く。                                      
  :もし抗不安薬(ソラナックス等類似品)をもらっていれば、必ず持ち歩く 。           
:アルコールは控える。                                      
:コーヒーはゴールドブレンド赤ラベルでノンカフェインに徹する。夜はハーブティを飲む。
:ネット、書籍等で病気を知る。                                   



5.いい医者の選定方法

:まずは何件かの「心療内科」の看板を出している医者を当たってみることをお勧めします。そ
の中で、比較的話訳す、自分の意見を聞いてくれる相性のいい医者を自ら選定しましょう。
:薬は大きく分けて、メジャートランキライザーとマイナートランキライザーがありますが、メジャ
ートランキライザーの方が、医者は報酬が多いので使いたがる傾向があります。あなたがパニ
ック障害なら、マイナートランキライザーを使うはずです。メジャーを薦める医者はヤブ医者で
す。
:出された薬に注目して下さい。正攻法は、「抗欝薬+抗不安薬」 です。抗欝薬は、脳内の物
質のやり取りを潤滑にし、パニック障害そのものを直す要の薬です。これを出さないのは、ヤ
ブ医者です。高齢の医師はこの傾向があるので注意が必要です。あと、抗不安薬は沢山あり
ますので、副作用があれば、言って変えてもらった方がいいですよ。あと抗不安薬は対処療法
の薬です。一時的に気分を楽にする薬です。

6.私の知り合ったパニック障害患者たち。

:一人の患者さんは、女社長さんです。その人は某早稲田大学卒業で、学生結婚の末、離婚。
ある日突然、パニック発作に襲われたそうですが、一病息災で、パニック障害と共に、子供を
抱え、派遣社員としてキャリアを積み、当時はやりのポケベル一つで事務請負の仕事を始め、
今では従業員を10名以上抱える女社長さんとして頑張っています。

:二人目は美容院の女性美容師さんです。両親の財産で美容院を経営している、これまた女
経営者です。彼女は近くのクリニックで診療を受けていましたが、経過が良く、そもそもパニッ
ク障害は時間の経過と共に自然治癒する病気なので、今は全く病院には通ってないそうです。

私は別ですが、皆さん努力家で、優秀な方でした。

<一押し文献:講談社 ブルーバックス 「脳内不安物質」 貝谷久宣 著>





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